ソフトオープニングのザ・リッツ・カールトン・ランカウイ(2017年10月31日の時点)に1泊。ディナーと朝ごはんをホテルで頂きましたが、どれも美味しかったです。
The Beach Grill
メインプールのすぐ横、三角のとんがり屋根に半円のついたユニークな建物がレストランThe Beach Grill。その名の通り、ビーチバー&グリル料理のレストランです。
日が暮れると…
雰囲気がグッと変わって大人向けになります。三角屋根3つのエリアに分かれていて座席数も充分あるので子連れでも大丈夫でした。
私たちは1番プールに近い屋根の下の座席の海側に座りました。
沖の方で光っている緑色の明かり、なんだか分かりますか?
地元の人たちがこの時期は毎夜イカ釣りに出かけます。明かりを灯して、それにつられて集まってきたイカを捕まえるのです。この時期だけの特別なイルミネーション(笑)。
食材を選んでシンプルにグリルして、2種類のソースをつけて頂きます。このソースとオーダーしたスズキが柔らかくてとても美味しかったです。
暗すぎてうまく写真が撮れませんでしたが、どれも食材の素材がいいのか美味しかったです。子どもたちもプールで遊びすぎて疲れて眠ってしまったので、久しぶりにのんびりとディナータイムを楽しめました。
Langkawi Kitchen
朝食はランカウイキッチンで頂きます。
ディナーのレストランもでしたが、まだソフトオープニングなのでお客さんも少なく、ゆったりのんびり過ごせました。
和洋中のビュッフェスタイル。どれも美味しかったですが、ホテル内に中華レストランもあるからか中華料理が特に美味しかったです。
チャーハンは子どもには辛いですか?と聞いたらすぐに「お子さんには少し辛いから、辛くないチャーハンを作りましょうか?」とシェフが言ってくださいました。
持ってきてくださったチャーハンはパラパラで大人も美味しい!と感嘆。
何を食べても美味しいし、シャンパンも飲み放題なので、気づけば2時間も居座って食べ続けていました。
12時にチェックアウトしてお部屋から荷物を出した後は、しばらくプールで遊ばせてもらいました。プールサイドには更衣室&シャワールームもあるのでお部屋は使えなくてもシャワーにも着替えにも困りません。
ザ・リッツ・カールトンの魅力
リッツ・カールトンの創始者であるセザール・リッツは、1850年、スイスの二―ダーヴァルト (Niederwald)で羊飼いの13番目の息子として生まれました。彼は15歳からウエイターとして働き、その後は多くの有名ホテルでホテルマンとしてのキャリアを積みながら、ヨーロッパの上流社交界の人々の趣味や嗜好を学びとっていきます。リッツのきめ細やかで完璧なパーソナル・サービスは多くの王族や富豪から信頼を寄せられ、さ まざまな一流ホテルが彼をマネージャーとして招きました。
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イギリスのプリンス・オブ・ウェールズ(皇太子、後のエドワード 7世)からは、"Where Mr. Ritz goes, there I go."(リッツの行くところに私も行く)という賛辞が寄せられました。
よいホテルに素晴らしい料理は欠かせないと考えるリッツはエスコフィエという素晴らしい料理人とタッグを組んでホテル・リッツを創設しました。今回もお料理がとても美味しかったのはリッツには欠かせない要素のひとつだからなんでしょう。
他にもリッツ・カールトンの信念として「満足を超える『感動』をお客様に」というのがあります。そういう前知識があって期待し過ぎたからなのか、サービス面に関してはまだまだこれからなのかな、と思う個所も多々ありました。どんなホテルも信念が浸透していくのには2年はかかる、という話を聞いたことがあるので、サービスに関してはこれからアップデートされていくのでは、と期待しています。
※2017年10/31-11/4までのランカウイ島旅行の記事になります。